病院勤務と比べてデイサービスで働く看護師は、夜勤や残業もほとんどなく、精神的にも肉体的にも負担が少ないです。そのため、デイサービスで働くことを考えている看護師も多いことでしょう。
そこで気になるのが給与の面。病院と違って夜勤がない分、病院勤務の看護師の給与と比較すると、低くなる場合がほとんどです。しかし、プライベートが充実しやすく育児や家庭との両立を考えると、デイサービスで働くことは大きなメリットにもなります。
デイサービスの看護師の月収はおおよそ27〜29万円と、年収にして約440万前後です。時給にすると約1600円〜1800円。看護師全体の平均年収が約506万円といわれているため、約50万〜70万の差があります。しかし、デイサービスには夜勤がなく、残業もほとんどないため、全体年収より低くなるでしょう。また、デイサービスにはオンコール手当や手術室手当、危険手当がないことも、収入に影響します。
このように、看護師全体の平均年収より、デイサービスの看護師は年収が低くなります。しかし、デイサービスは日中のみで夜勤がなく土日祝日が休みの施設も多いです。体力に自信がない人や、家庭との両立を考えている人には適しているといえるでしょう。また、病院のように緊急事態が起こることもほとんどないため、ブランクのある人や経験の浅い人も安心して働けます。
他にも、病院勤務と違って利用者一人ひとりと向き合いながら、比較的ゆったりと仕事ができます。また、利用者との信頼関係を築きながらに寄り添ったケアを行えるため、利用者やその家族から感謝の言葉を貰うことも多く、やりがいも感じられるでしょう。
デイサービスへの転職を検討する際は、『働きやすい！デイサービスで働こう【看護職編】』を参考に情報収集を行っておくのがおすすめです。